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紳士と淑女のあの頃
 「バンのギンガムチェックを着とったよ」アイビーファッションが流行した時代、一世を風靡したブランドが「VAN」だった。それは和製洋服に甘んじていた日本に洗練されたファッションを持ち込み、若者世代を中心に絶大な人気を博した。襟先に小さなボタンが付けられたボタンダウンシャツや、チェック柄のハンカチにいたるまで、象徴的なデザインを備え、営々と現代に継承されているのである。

 二月のある日、錦帯橋が見えるきれいなホテルに招かれた。さるロータリークラブの卓話をあずかる運びで、ファッションにまつわる小気味良い話しを聞いていただく機会を過ごしたのだった。

 会場に着くと身なりを整えたクラブの方々が迎えてくださり、次々にあいさつを交わして席へ案内された。その合間の立ち話がとても愉快。冒頭のように曰く「わしも昔はアイビーじゃったよ」とお腹のあたりに手を当てられ、談笑になごむのである。

 参集された会員の多くは、なるほど三十年前の青年と少女。あの頃にやんちゃ者としてならした跡が見え隠れする。きっと学校や仲間の中でもリーダーシップを発揮して、衣食住に趣を持っていらしたにちがいないねえ。

 洋服は身分や生活背景を映し出すだけでなく、その人物の生い立ちや性格までも表すもの。演台の話しに耳を傾けてくださった紳士と淑女は、いまも時代を牽引する凛然たる方々だった。
| 洋服屋の洒落日記 | 12:04 | comments(0) | trackbacks(0) |
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