CALENDAR
S M T W T F S
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
<< May 2019 >>
SPONSORED LINKS
ARCHIVES
CATEGORIES
MOBILE
qrcode
<< 江戸前の粋 | main | 若者たちの黒スーツ >>
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | | - | - |
お正月の神社にて
 遠方の旧知から届いた賀状をめくりつつ、昼間から杯を傾けた正月。元旦は山陰で釣りと決めていたものの、折からの寒波で海は大シケ。「今年はええ子にしときんさい言う事よ」などとなだめられて一年が始まった。

 そんな三が日。初詣をかねて白山比弯声劼悄⊂η簇棒后家内安全と今年の幸いの祈願に参った。錦川は清く、錦帯橋は優美に佇み、あらためて岩国の佳い事を思って過ごした平和な年明けだ。

 日和も良く、大勢の参拝者で賑わう神社の境内には、人々の柔和な表情があった。日頃はスーツに身を固めた企業戦士であろう男性も、このときばかりはセーターにマフラーを巻き付けて、安息の中でひとときを楽しんでいるようだった。

 参拝の後、山門で一礼を捧げる老夫婦がいらした。やや足が弱った奥方を気遣い、そっと手をさしのべるご主人の優しさ。数段の石段を歩く僅かな合間に、レディファーストの精神を垣間見たよう。端正な着物姿の女性のそばで、暖かそうなツイードのジャケットを着て、ハンチングをかぶる姿が凛々しい。革の手袋をはずして手を添える愛情は、いかにも心が温まる。良い眺めだねえ。

 今年はあのご老人にあやかり「正しい紳士の振るまいで貫こう」と心に思う年頭の洋服屋なのだった。本年もよろしくお付き合いくださりませ。
| 洋服屋の洒落日記 | 11:54 | comments(0) | trackbacks(0) |
スポンサーサイト
| - | 11:54 | - | - |
コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://jra.jugem.cc/trackback/209
トラックバック